リノベーションの相談を受けていると、
とてもよく聞く言葉があります。
それは
「いろいろ調べすぎて、
何がいいのか分からなくなってきました」
今は情報が本当にたくさんありますよね。
SNS、YouTube、施工事例、レビュー…。
少し探せば、いくらでも出てきます。
「こんなキッチンがあるんだ」
「こういう間取りもいいな」
新しい発見があって、
選択肢も広がります。
でも一方で、
情報が増えれば増えるほど迷ってしまう。
こっちも良さそう。
でも、あっちも素敵。
「これに決めて後悔しないかな」
そう考え始めると、
だんだん決められなくなってしまうんですよね。
リノベーションは
決めたら簡単には変えられませんし、
決して安くない買い物。
だからこそ
「ちゃんと考えたい」
「失敗したくない」
そう思うのは、とても自然なことだし、
その気持ち、とっても分かります。
調べていくうち
どんどん新しい世界が広がっていくのは面白い。
でも、
ふっと我に返って
どうすればいいんだか難しく感じてきたときは
いったん情報から少し離れて
「私はどんな暮らしがしたいんだろう」
に戻ってみる。
・一日の中で、どんな時間が好きか
・どんな空間だと、ほっとするか
・笑ってる自分を想像する
SNSを見ても出てこない自分の中にある答え。
ここが見えてくると、
必要なものと、必要でないものが見えてきます。
これ以上、足していくより、
自分に合うものが傍にあること。
ちょうどいい量。
そして、すこし微笑んじゃう質のものがいい。
50代からの家の見直しは
人生をシンプルにしていく作業。
結局、最後は自分と相談するしかないけれど
人生に数回しか選ばないものを決めるのに判断材料を集めたい気持ちも、よーくわかります。
それは納得して決めたい。その表れだと思うのです。
自分で決めないと、人生はシンプルになっていかない。
インテリアコーディネートの仕事を始めたときは、こんなこと思いもしませんでした。
でも今は、
どんな見た目で、どんな使い勝手のものにするのがいいか、色々とお話ししていると、
その先にある「在り方」にすーっと繋がっているなと感じます。
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50代からのインテリア通信」を編集したものです。
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