家のことって、一緒に住んでいない方が案外気づくことが多いもの。
久々に実家を訪れて、こんなふうに思うことありませんか。
︎ ✔︎ なぜここに置いてあるんだろう?
︎ ✔︎ これ危ないなぁ。
︎ ✔︎ こうすれば使いやすいんじゃないかな?
本人は毎日のことで慣れてしまっているようだけど、気になること。
(自分の家も他人が見たら、きっとあるだろうと思う。)
歳を重ねると、体力や反応のスピードが、ほんの少しずつ変わっていきますよね。
先日も母が顔面に青あざを作っていて、びっくりして聞いたら、何もないところで転んだと。本人も驚いたようです。
でも、どこかで、親に対する「大丈夫」という感覚は、若い頃のまま止まっていたりするもの。
だからこそ
刻々と変わる状況を見ておくことが、優しい準備になると考えてます。
実家を訪れた時にさりげなく確認しておきたい場所が3つあります。
まずは 玄関。
一歩目がつまずきやすい場所です。
段差が大きかったり、マットが滑りやすかったり、夜は暗かったり。
「危ないから手すりを付けなきゃ!」などと、いきなり言うのではなく、
「ここ、もう少し明るいと安心だね」
「このマット、滑らないタイプに替えようか」
そんな言い方なら、受け取る側の気持ちも軽くなるかも。
次は、 洗面所・お風呂まわり
濡れた床、寒暖差、足元の不安定さ
ヒヤッとする要素がギュッと集まっている場所です。
小さな工夫でできることはたくさんあって、
・床に置く物を減らす
・手が自然に添えられる場所をつくる
・速暖の暖房器具で温かく
など。
「これじゃ危ないよ」ではなく、
「ここ、もう少しラクにできたらよくないかなぁ」
「こんなふうにすれば寒くなくていいね」
そんな一言に変えてみるのはどうでしょう。
そして3つ目は、 夜の動線。
寝室からトイレまで。
深夜に起きた時、真っ暗の中を手探りで歩いてないか。
煌々とした照明をつけて目が覚めてしまって、トイレの後、寝れなくなっていないか。
足元灯やセンサーライトをひとつ置くだけで、安心感はぐっと変わります。
これも「つけないと危ない」より、
「夜中、灯りがあるとホッとしない?」
「眩しくない方が目が覚めなくていいよね」
など、この言い方の差は、意外と大きいよう。
まずは、ひとつ具体的に 変えるアイデアを伝える。
・コンセントに足元灯をつける。
・滑らないマットに替える。
・つまずきやすい物をどける。
親子関係によって話す切り口や言い方の工夫がいるかもしれませんが、
「心地よく暮らすため」という言い方にすると、
抵抗感が低くなったり、受け入れやすくなるのではないかと思います。
「年を取ってるんだから、気をつけないと。危ない。」と自分も子どもからそう言われたらどうだろうって、ちょっと引っかかるというか…。
小さな工夫が、転ばぬ先のインテリア。
長く元気で「家で」暮らせるように、実家の安全確認を。
