2025年もあと少し。
年末といえば大掃除。最近は寒い年末にするよりも気候の良い時期にするようになってきて、昔ほど大々的にしなくなってきました。とはいえ、新年は気持ちよく迎えたいもの。
埃や汚れを取るほかに
ずーっと部屋に飾ってあるもの、置いてあるものの「存在そのもの」に意識を向けてみることで、切り替わっていく何かがあると感じています。
昔はお気に入りだったはずの家具や雑貨。
選んだ当時は、胸が高鳴ったはずなのに「嫌いなわけではないけれど….」今は何にも感じない。
それって?
50代になると、
好みが大きく変わった自覚はなくても、体力や感覚や心の向きは確実に変化しています。
明るすぎる光が眩しく感じたり、
情報量の多い空間に疲れたり、
「刺激」よりも「安心」を求めるようになったり。
それなのに、
部屋だけが昔のまま、 頑張っていた頃の自分が選んだものを置いているとしたら。
「家をなんとかしたいな〜」嫌!と言うほど強くない違和感のようなものを感じるとっているのは、
インテリアが悪いわけでも、あなたの感性が鈍ったわけでもありません。
ただ、
あなたがちゃんと変化してきた
それだけのこと。
過去に選んだモノや感性と、少しずつ変わって今を生きているあなたの間にズレが生じるのは当たり前といえば、当たり前。
インテリアは不思議なもので、
「好き・嫌い」以前に今の自分の状態をとても正直に映し出します。
疲れているときほど、硬い素材や強い色が気になったり。
余裕がないときほど、視界に入る物の多さに心がざわついたり。
だから年末は、 大掃除よりも先にこんな問いを立ててみてはどうでしょう。
「今の私にいい感じ?」
もし、<こう在りたい>を示す言葉を持っているなら、その言葉に沿うものかどうかをモノに問う。
たとえば、
「今の私にしっくりくる?」
「今の私に馴染む?」
「今の私にフィットしてる?」
「今の私に合う?」
「今の私らしい?」
といったふうに。
自分の言葉で問う方が、よりいい感じになります。言葉は感覚と密接ですから。
そして今、これを読みながら、視線をずらして視界に入ってきたモノにその言葉を問いかけてみて。
その答えがすぐ出なくても
ただ、そう問いかけながら部屋を見たり、掃除したりしているとインテリアとの関係は変わり始めます。
手放さなくても、買い替えなくてもいい。
配置を変えるだけでも、一軍から二軍に下げるだけでもいい。
大切なのは、
「過去の私が選んだもの」より
「今の私がどう感じているか」を優先してあげること。
年を重ねることは、
本当に必要なものがはっきりしてくることだと、 私は思っています。
新年を迎える準備は、
この一年を生き抜いた私を褒めながら 「今の私に合った心地よさ」を見つけることの方がサッパリするのかもしれません。
自分の感覚をいちばんに信じて感じてみる。違和感は放っておかない。
・移動する
・組み合わせを変える
・飾り方を変える
・仕舞っておく
・手放す
なにか変えてみる実験をやってみましょ。
